2025年6月30日
【注目】北海道建設新聞に掲載|株式会社大光がMRW式杭打工法を導入
【注目】解体業のノウハウを活かす新しい山留め工法|大光がMRW式杭打工法を導入!
建設業界で注目を集めているのが、大光株式会社が導入した新しい山留め工法「MRW式杭打工法」。これまで解体業を中心に手がけてきた大光が、長年培った重機技術を生かし、より静かに、よりスピーディーに施工可能な杭打機を開発しました。
MRW式杭打工法とは?
大光が導入したMRW(Multi Rotary Work)式杭打工法は、0.45立方メートル級のパワーショベルをベースにしたダウンザホールハンマー(DTH)タイプの杭打機です。
このマシンは、以下の装備を1台に集約しています:
- 油圧ブレーカー
- ウインチアーム
- コンプレッサー
従来のような大型機械や複数台の重機を必要とせず、都市部の狭小地でも効率よく作業が行えます。
札幌市を中心に北海道全域で可能
狭い市街地での施工においても、以下のようなメリットがございます。
- 騒音の抑制
- 作業スペースの効率化
- 機材の運搬の簡便さ
- 境界から十センチあれば施工可能
削孔径は120〜180ミリまで対応し、最大で60本以上の鋼管杭を施工可能。1本あたり約20分というスピードも魅力です。
解体業者ならではの強みを活かす
このMRW機は、解体業者として培った「一台多役」の重機活用ノウハウを元に設計。現場への搬入性や設置のしやすさ、作業効率の向上に貢献しています。
さらに、仮設材の削減や重機の統合により、全体コストの抑制にもつながっています。都市部の密集地や臨時仮設構造物の多い現場では、こうした省スペース対応が求められています。
今後の展開にも注目
今後は札幌市内にとどまらず、北海道内の他現場への展開も視野に入れており、狭小地や短工期対応の現場における新たな杭打ち工法の選択肢として期待されています。
建設現場での効率化やコスト削減を目指す方へ
今後ますます注目が集まるMRW式杭打工法。興味のある方はぜひ大光の技術に注目してみてください。